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チューニングメーター


 チューニングメーターには各種有りますが、ギター用としては、クロマティッ
クで読めるものが勧められます。聴感上のピッチ感とメーターの表示が一致
するものを選びましょう。メーターの中には、必要のないアタックを読んだ
り、ホールドの仕方に癖があったり、インピーダンスが低すぎるものが有っ
たりして、エレクトリックギターやアコースティックギターの特質を理解し
ていないものが見受けられます。そういうメーターを使うとメーターによっ
て全然違うピッチを表示したり、また別の問題で困ったりします。
 僕はBOSSのTU-12Hとピーターソンのストロボチューナーを愛用し
ています。
ギターのセットアップには、アタック時の動きや倍音関係を一目で見れるス
トロボチューナーが必要かも知れません。以前一緒に仕事をしたラリー(ニー
ルヤングのギターテク)もストロボチューナーが無いと具合が悪いと言って
いました。彼はコーンのストロボチューナーの愛用者でした。
 アコースティック楽器に使うのなら出来るだけ高い周波数まで読めるもの
が必要です。

 メーターを使う際の注意点を少し・・・
◆一音一音、音を止めてから次の音を出す。
◆他の弦が振動しないように気をつける
◆エレクトリックの場合、ブーンといったようなノイズをひかない場所で・・
などなど


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